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家庭で育てるおすすめ野菜や、家庭菜園のコツをご紹介。

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落花生(ラッカセイ)

落花生(ラッカセイ)

【ラッカセイ】果菜類 豆科

完熟すればピーナッツですが、未熟なうちに早取りしてゆでて食べるのも美味しいものです。ラッカセイの花は黄色く小さな蘭のような形で可愛らしいのですが、早朝に咲いて昼にはしぼんでしまうのでその花もまた家庭菜園ならではの楽しみです。
栄養価の高い食物で脂肪分が多いだけでなく、ビタミンEやビタミンB1、ミネラルではカリウムやマグネシウムなどの栄養素も豊富に含まれています。また、落花生の薄皮の部分にはレスベラトロールというポリフェノールがふくまれていて、抗酸化作用のほかアンチエイジング効果や美容効果などで注目されている栄養素です。ただし100gで500カロリーを超えるとも言われますので、ダイエット中の方は食べ過ぎにご注意くださいね。

栽培のポイント

栽培スケジュール 種まき:5月中旬~5月下旬(6月以降はマルチ栽培)
収穫:9月上旬~10月上旬
育ててみたい種類 アズマユタカ(野菜跡地)
千葉半立(普通※畑)オススメ品種
連作障害 あり。連作を嫌うので、同じ場所での栽培は避けましょう。連作を避けるために畑のローテーションをするのも最適です。
ポイント 種子用として売られているラッカセイを早めに準備して苗を育てます。石灰分が不足すると空ざやになりやすいので石灰をまいて畑の準備を。また、窒素分が効き過ぎるとつるぼけしやすくなり実りが悪くなるので、肥料は抑え気味にしましょう。

育て方

  • 畑の準備

    植えつけの半月くらい前までに、畑に全体に石灰を15~25g/㎡まいて耕します。加湿に弱いので排水が良く粘土質の少ない場所を選び、土塊を小さくしないよう控えめに。

  • 種の準備

    種子用としてさやつきのまま保存していたものは、さやから子実を取り出します。種を一昼夜ほど水に浸して、吸水させましょう。

    種の準備

  • 種まき・植え付け

    セルトレイで苗を育てることをオススメします。1粒ずつ撒いて指先で1cmの深さに差し込み、本葉が2枚になった頃に畑に植え付けましょう。
    じかまきをする場合は、30cm間隔で1箇所に2~3粒の種をまき、4~5cmに育ったら間引いて2本にします。
    マルチ栽培を行うときは、高さ15cm程度のうねを作ってからマルチに穴を開けて植え付けましょう。土寄せをする作業が省けます。

    種まき・植え付け

    間引き

  • ちょっとここで豆知識

    落花生の芽

    ラッカセイは種をまいてから数日で芽を出し、円形のかわいい葉が出ます。夜になると目を休めるように葉を閉じて、朝になると目覚めたように葉を広げて成長します。

  • 追肥

    側枝が伸び始めた頃に化成肥料を若干加えます。出来れば、カリ分の多い肥料を使いましょう。窒素が効きすぎると、つるぼけ状態になり実が上手く付きません。

    追肥

  • 土寄せ

    草丈が30~40cmに伸び分枝してきた頃から、15日間隔で2回程度うね溝の土を耕してから株元に土を寄せます。
    マルチ栽培の場合は、花の咲き始め(7月上旬頃)にマルチを取り除き、株元に土を寄せましょう。

    (1)「立ち性品種」と「這い性品種」のつるの広がり方の違いを考えて土を寄せてみましょう。
    (2)灰色カビ病、渇斑病やコガネムシ類の病害虫が発生した場合には、薬剤で防除を行いましょう。

    土寄せ

  • ちょっとここで豆知識

    梅雨の終わり頃から、蘭のような形をした黄色の小さな花がたくさん地面近くに咲きます。花が散ると茎が子房柄(ラッカセイのつの)となり、地面に向かって伸び先端は土の中に入っていきます。土の中3~5cmの所にささった子房柄の先は水平になってふくらみ、さやが出来はじめその中で豆が育つのです。“花が落ちたところからさやが生まれる”だから“落花生”って言われているんですね!

    ラッカセイの子房柄(しぼうへい)

  • 収穫

    収穫時期は開花初め(7月上旬)から、アズマユタカの場合で85日、千葉半立の場合で95日を目安に、株のまわりにくわを入れて掘り出しましょう。

    掘り出した直後に霜に当たると、品質が著しく低下するので注意が必要です。

    収穫

  • 乾燥

    保存する場合には、充分に乾燥させ風通しの良い所に保管ましょう。乾燥が不充分だとカビ類などが発生して品質が低下してしまいます。特にアズマユタカは収穫のときに葉がたくさんつき、秋雨と重なりやすくなりますので、畑で充分に乾燥させてください。

  • JAむなかたのジュニア野菜ソムリエが教える“落花生のおいしい食べ方”

    ~その1~『ゆで落花生』

    収穫してすぐだから味わえる、掘りたて落花生の塩ゆでのポイントをお教えします。

    1. 掘りたての落花生を水洗いします。
    2. 鍋に水を入れ、水の2.5~3%の塩を入れて火にかけます。(水1L:塩25~30g)
    3. 2が沸騰したら落花生を入れます。お湯がはねるので注意してくださいね。
    4. 40分くらいゆでます。ときどき試食してお好みのかたさにゆでてください。
    5. ゆで上がったらざるにあげて出来上がり!熱いうちにお召し上がりください。

    ※ゆで落花生を作るのは、実は意外と大変…圧力鍋を使うと15分ほどで簡単にできます。

    ~その2~『乾燥落花生』

    掘りたてで味わう「ゆで落花生」とはひと味違う「乾燥落花生」も作ってみましょう。

    1. 掘りたての落花生を水洗いします。
    2. 落花生を広げ、1~2週間ほど天日干しにします。落花生を振ってみてカラカラと音がなるまで乾燥させましょう。
    3. 乾燥した落花生は、殻のまま紙の封筒などに入れてレンジに3~5分かけるか、殻から実を出してフライパン15分程混ぜながら炒って出来上がり!

    乾燥落花生に+α

    熱したフライパンにバターを入れ、ブクブクと泡が出たら炒った落花生を入れます。手早く絡めて塩を振りかけましょう。バターと塩の量はお好みで調整しましょう。新聞紙やクッキングペーパーで余分な油分を吸わせれば『バターソルトピーナッツ』の完成です!

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