家庭菜園ガイド
家庭菜園ガイド
家庭で育てるおすすめ野菜や、家庭菜園のコツをご紹介。
家庭菜園ガイド
家庭菜園ガイド
家庭で育てるおすすめ野菜や、家庭菜園のコツをご紹介。
タマネギ
【タマネギ】葉茎菜類 ユリ科
カレーや肉じゃがなど、さまざまな料理に活用されるタマネギは、中央アジアが原産地と言われています。
独特の香りと強い刺激臭は、魚や肉の臭みを抑え、熱を加えると辛味が抜け甘くなるのが特徴。貯蔵性が高く、連作が可能なことも大きな魅力です。
栽培スケジュール | 【普通】種まき:9月下旬~11月上旬 収穫:5月 【貯蔵】種まき:10月~11月中旬 収穫:6月 |
---|---|
育ててみたい種類 | 【普通】ターボ 【貯蔵】パワー |
連作障害 | 障害が出にくい野菜ですが、べと病が発生しやすいので注意しましょう。 |
ポイント | 極早生種と晩生種では約20日の適期の違いあり! |
苗作り
☆たまねぎの苗は、グリーンセンターでも販売しています。
苗を購入する場合、直径6~8㎜の太さ、20~25cm程度の長さが理想的です。 大きすぎる苗は、春に「とう立ち」してしまいます。また、小さな苗は生育不良の原因となります。 適度な大きさの苗を選びましょう。
畑の準備
苗を植えつける最低2週間前までに、畑に石灰資材100g/㎡と完熟堆肥を1kg/㎡まいて耕しておきましょう。
さらに、植え付けの1週間前までに化成肥料100g/㎡と
リン酸肥料50g/㎡を畑に加えてうねを作ります。
根の発育に有効な「リン酸成分」を多めに与えましょう。
また、うねの方向は生育の良い南北の方が望ましいとされています。
植えつけ
☆普通:10月下旬~11月下旬
深植えにならない程度に植え溝を作り、苗を斜めにして置き、土で覆い軽く押さえましょう。 除草剤を使わない場合は、うねに黒マルチをした後に植え付けを行うと良いでしょう。
追肥・土寄せ
時期を見計らいながら、追肥と土寄せを行いましょう。 【1回目追肥】 早生1月上旬 晩生は1月中旬 (根の発育を促すのが目的) 【2回目追肥】 早生2月中旬 晩生は2月下旬 (茎葉の生育を促すのが目的)
①低温と乾燥から根を保護するために、切りワラまたは堆肥等をうね表面に散布しましょう。
②土寄せはうね溝の土を利用します。
うね肩の土を削ると、根の痛みや乾燥を引き起こし、生育停滞や肥大不良になることもあります。
③ 肥料が切れると「とう立ち」しやすいので注意が必要です。
収穫
普通作型は、球が肥大したら収穫しましょう。
貯蔵作型は、全ての株の70%ほどが倒伏した頃に、天気の良い日を見計らって収穫し、貯蔵するために1~2日程度日に当てて乾燥させましょう。
プラスα貯蔵
つるすか網かごに入れて、風通しの良いところで貯蔵しましょう。
JA職員の家庭菜園豆Q&A
病害虫防除情報病害で代表的なものは『べと病』
病害で代表的なものは『べと病』。淡黄緑色,長楕円形の病斑ができ,表面に灰白色~暗緑色のカビをそう生すると進行型病斑。灰白色のくぼんだ微斑紋を同心円状に生ずる(停止型病斑)全身に感染すると葉につやがなく淡黄緑色になり、外側に湾曲して生育も劣ります。降雨後の温湿度が高いときに、葉全体に白または暗紫色のカビが見られることもあります。
〈対策ポイント〉
このページを見た方は、こんなページも見てます!