家庭菜園ガイド
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家庭で育てるおすすめ野菜や、家庭菜園のコツをご紹介。
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ブロッコリー
【ブロッコリー】根菜類 アブラナ科
ビタミンC、カロテンや鉄分も多く含む緑黄色野菜の代表です。とくに花蕾(からい)に含まれるビタミンCはレモンよりも多く、 柔らかい茎には、花蕾よりもビタミンA、Cが豊富です。 濃い緑と独特の風味は、鮮度が良いほどいっそう引き立ちますので、実際に作って味わってみましょう。
栽培スケジュール | 【秋出 】播種7月中旬 植え付け8月下旬 収穫10月中旬~11月下旬 【冬出 】播種8月上旬 植え付け9月初旬 収穫11月上旬~12月下旬 【晩出 】播種8月中旬 植え付け9月中旬 収穫2月中旬~3月 【初夏出】播種2月上旬 植え付け3月中旬 収穫5月中旬 |
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育ててみたい種類 | 【秋出 】ピクセル 【冬出 】ハイツ 【晩出 】晩緑95、晩緑99W 【初夏出】ピクセル |
連作障害 | 長年キャベツや白菜を栽培していたところでは、黒腐病や軟腐食病に注意しましょう。 |
ポイント | 根は湿害に弱く、根腐れを起こし枯れやすいので、畑の排水対策を行っておく。 ホウ素入りの肥料を元肥に使用しましょう。 |
苗作り
ブロッコリーの栽培は、苗作りから始めてみましょう。 苗作りは、ポットやセルを使うと簡単です!
【ポット育苗の場合】
1つのポットに2~3粒の種を撒き、屋内の涼しい所で1日を目安に発芽させた後、屋外で管理します。
本葉が出はじめた頃に芽を2本、本葉が2枚の頃に1本間引き、本葉が5~6枚になるまで育てましょう。
※セルの場合は、1つのセルに1粒ずつの種を撒いて育てましょう。
【苗作りで注意すること】
原則として水やりは、朝と昼の2回です。
夏の日差しは避けて、水はけ・風通しを良くしておきましょう。
育苗日数は30~35日を目安とし、晩出等の遅い作型の場合は大苗に仕上げましょう。
畑の準備
苗の生育に合わせて畑の準備もしておきましょう。
植えつけの2週間程前に畑に石灰資材加えて、20~30cmの深さまで耕します。
その後、植えつけの前にうね幅15cmを取り中央部に深さ15cmの溝を作ります。
そこに堆肥等を加え、土を埋め戻してうねを作りましょう。
湿害に弱い作物ですので、排水溝も一緒に作りましょう。
植えつけ
苗を畑に植えつけましょう。 このとき充分に間隔を開けて、あまり深くに植えつけないように注意してください。
【作型別の注意事項】
秋出 ・・・7月15日以前の早まきは色が薄くなりやすい。
冬出 ・・・品種の特性が開張性なので、株の間を狭くし過ぎないようにする。
初夏出・・・地床育苗の場合は、苗に十分土をつけた状態で植えつける。
追肥・土寄せ
植えつけの2週間後にうねの片側を軽く掘って土をやわらげながら1回目の追肥を行い、
うねに土を寄せましょう。
更に2週間後(また小さな花蕾が見える頃)に、1回目とは反対側で追肥を行い、土を寄せましょう。
収穫
頂部の花蕾が直径10~15cm程度になり、蕾の1つひとつが膨らんできたら収穫期です。
蕾が米粒大になる前に包丁を使い収穫しましょう。遅れると花が咲いてしまうので注意してください。
プラスα側花蕾の収穫
収穫後、株をそのまま残すと側面から小さな花蕾が出てきます。
花蕾が500円玉くらいの大きさになったら、手やはさみで摘み取りましょう。
小さいですが、まとめて使えば十分に味わうことができます。
JA職員の家庭菜園豆知識
ブロッコリーはハスモンヨウトウやアオムシの害に要注意!
ブロッコリーで注意したいのは、ハスモンヨウトウやアオムシの被害。 葉の裏に卵を産み付け、幼虫は葉脈だけを残して暴食してしまいます。 後期に発生すると花蕾の中に入るので要注意。 また、アオムシの成虫であるモンシロチョウの飛来の多いときに葉をよく調べると、葉うらに1mm程度の黄色の小さな卵が見つかります。 ふ化する前に取り除きましょう。
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